島ぐらし、日々

福岡市志賀島へ移住し、カレー屋を開きました。

2023年、今年もよろしくお願いします

 

明けましておめでとうございます。

2023年になりましたね。

 

2022年を振り返ってみると、寿祭というフェスの主催に携わったり、米を作ったり、今まで断っていた野外イベントに参加したり、前々から構想していたコース料理の第1弾を実験的に営業してみたり、色々なはじめてが多い1年でした。

半分ぐらいは前回の日記にも書いてたけど、前々から構想していたことややりたかった事に着手できた感じです。

その過程で色々な出会いも増え、仲間も増えた気がします。

そして、2022にはじまったことはこれからの10年に影響を与えていきそうな、そんな予感がしています。

2023年の動き

とりあえず、畑をもう1つ借りました

なのでここで南国のハーブとか野菜を育ててお店で使えたらいいなと思ってます。とはいえ、山の中に10年ぐらい放置された畑でかなり荒れているのでまずは竹藪を刈り、土を耕し…開拓していかなくてはなりません。

とりあえず、8万円ぐらいする草刈機を買いました。草刈機に限らず農機具高いですね…

 

あまり流通してない南国の野菜やハーブをフレッシュなままふんだんに使えたらお店の付加価値へとつながってくれそうな気がしてますが、元を回収できるかはわかりません。うまくいけば、直売やエスニック店に卸したりもできるのかな。こないだ鉢植のローズマリーを枯らしてしまったレベルの私ですが頑張ろう。

 

そしてコース料理です

お酒も出したいので一昨年ぐらいからワインとかも色々勉強して、スパイス料理のコースと出せたらいいなと思ってましたが、去年のクリスマスにやっと第1弾を実施しました。

お客さんはうちの超常連様と近所のお店の方で、「前から言ってたコースはまだできんと?」とケツを叩かれ、できます!とやった次第でした。今回は5千円で9品ぐらい。価格は今後変更するかもしれません。

とはいえ、大変喜んでもらえて、アドバイスも頂き良い会でした。個人的な改善点も色々みつかりました。まさに集大成的な会でした。

このコースは2023年から実施するかというとまだ正式にはしません。常連さんとかに聞かれたらしようかなぐらいのクローズドな感じデス

 

田んぼと土地の開拓と、昼の営業を考えると常設的にやるのは難しいかなという判断です。

あくまでもまだ、スパイスカレー屋として営業したいですからね。

10年後の構想としては、カレーライス屋からスパイス料理レストランよりにシフトチェンジしていきたい考えはあり、徐々に体制を整えていきたいです。

 

最後に隣の市で定期的に出店するかもしれないです。駅チカの商店街に出します。これはまだ詳しいことは言えないですが、多分今年1番大きな流れになりそう。

 

他にも色んな話や動きがきていて、楽しくなりそうな2023年です。

 

そして2022年の話に戻ります

大変色んな動きのあった一年でしたが、ある方の話を聞いて、少し考え方を変えてみた結果が大きかったかも、と

ある方とは旅するクーネルの店主さんで年に1度キャンプをするという謎の仲なのですが、まさにそのキャンプのとき「基本的に断らない」という話をされてました。

たとえ、自分にできるか不安な仕事でも、自分達の事を信用して信じてくれて仕事を頼んでくれるのだから、その縁を大切にし基本的に来た話は断らないんだと。

 

この話はまさに私と真逆で衝撃的でした。そして素敵だと思いました。

私は今までの活動の中で、平穏であることに重きを置いてました。なので、店舗での日常的なルーティンの中で仕事をすることを大切にしたのです。それが自分のパフォーマンスを発揮する為に必要だと考えていました。

なのでそのルーティンを崩すような事が発生するのを嫌ったのです。

 

ただね、そうすると広がりがないんですよね。

仕事の話はもちろんそうですけど(変わらないようにしてたんだからねw)、人間関係とかもね。そういうの駄目だなとおもって、これを気に変える必要があるなと思ったわけです。

 

てなわけで2022年と引続き、2023年もそんな気持ちで頑張ります

久々の日記、コロナ禍の飲食経営、そして田舎ぐらし

志賀島でカレー屋を営んでいるダッチです

またしても久々な投稿になってしまいましたが、今でもブログを見ました!と言ってくれる方も多いので投稿しようと思います。

 

いやはや早いもので、コロナ禍と呼ばれる世の中になってもう3年目ですね。

当店は無事5周年を迎え、6年目に突入していますがそのうち半分は非日常での営業という気持ちで不思議な感じです。

去年は行政が発令した緊急事態宣言に合わせて休業処置をとったり、テイクアウト営業のみに切り替えたりであまり働いた気がしませんでした。

現在もいまだコロナ禍は続き、でも日常ももどりつつあり、当店としてもあまりピリピリしすぎずにのんびりやっています。

 

他に変わったことと言えば、お店のメニューを大幅に変えました。

今までのワンプレートに加え、ターリーという色々入ったメニューを加え、今まで思案していた魚系のメニューをなるべく毎日出すようにしています。

このターリーを導入したことにより、個人的には遊びが増え、今までのワンプレートでは出しにくかった料理を組み込めたり、食材を使ったりできるようになりました。

 

また、メニューのデザイン自体も手書き風から明朝体に変え、木製の手作り感あふれるボードからステンレス製のかっこいいのに変えました。

 

この辺のデザインの変更も意味があり、手作り感あるカジュアルな雰囲気から、洗練された大人な雰囲気に持っていきたいという思いがあります。

もっていけるかどうかは私たちの実力次第ですが、より食材に拘り、安くたくさん売るよりも手間暇かけていいものを理解してくれる方に売っていきたいという心境の変化もあります。

この辺はいろんな生産者さんたちとの出会いや自身の価値観の変動など色々あるのですが、また別の機会に。

 

あとは、そうそう

 

田んぼをはじめました!

米作りです。ひょんなことから、米作りに誘われて一緒にやっていく感じで参入しました。

その流れから放置農地を紹介してもらい、地主の方とも挨拶し、畑もはじめようかなと思ってます。過去に畑を始めようとして失敗したことがありますが、今回は周りにプロの農家さんたちが沢山いるのでなんとかなるような気がします。

とりあえずは、パクチー、ミント、なんかの簡単なハーブ類を。そしてカレーリーフの地植えやアケビバナナなんかも植えてみたい。商売としての農というよりも自分の店で使いたいものなんかをやりたいですね。

 

そんな感じで田舎暮らし継続中です。また気が向いたら更新します。

新型コロナで売上減だけど何とかやっていける、超ミニマム経営

志賀島に移住しカレー屋をやっているダッチです。

2020年開始早々、大変な1年になりそうですね。

 

私は元気です。

店の売り上げは落ちたものの、なんとかなるレベル。超ミニマム経営で助かりました。

調子がいい時の天井は低いけど、有事の際のダメージも少ないのは超ミニマム経営のメリットです。

店は非常事態宣言をうけて、完全にテイクアウトに移行しましたがのんびりとやっています。

外食好き、海外放浪好きな自分としては新型コロナの影響でそれができないのが少し辛いですが

 

 

超ミニマム経営の救い

 

超ミニマム経営とは、無借金、無従業員、無家賃(もしくは実質ただ)で営業するという超ミニマムスタイルの経営方法です。勝手に私が言ってるだけです。

 

無借金

その名の通り、自己資金やクラウドファンディングを活用し融資をうけずに開業し運営していくということです。ただ、飲食店の場合普通にやっていては300万〜数千万の開業費用がかかってしまうので、自分で調べ、動き、何が必要で何が必要ないか選ぶ能力が必要です。

物件は大手不動産屋は使わずに探し、内装工事はDIYで、客席テーブルも自作、天板は廃材。厨房機器は中古でいいもの、新品の方がいいものを判断し選び、業務用に拘らずに家庭用で使えそうなものは代用し、なんでもコレは自分でできるのでは?作れるのでは?と考え動くと150万ぐいらの貯金しかなくてもなんとかなります。もちろん、いろんな人の親切があってこそですけど。

 

無従業員

基本的に社員や常勤アルバイトを雇わずに自分のできる範囲で営業スタイルを考えます。

お冷はセルフにするとか、メニューは1種類に絞るとか、食洗機を導入するとか、色々な方法がありますが、とにかくまずは自分たちだけで営業できる形に落とし込む必要があります。

 

無家賃(実質ただ)

これは運と出会いの要素が大きく、難易度高いので再現性は低いですが、超ミニマム経営を実現するにあたり、最重要視視したことです。

なかなか出会うのは難しいですが、田舎限定であるにはあります。

ただでいいから貰ってほしいとか、月1万ぐらいとか。ポイントは大手不動産屋は使わないこと。一番は持ち主から個人間で直接借りることです(リスクもありますが

ちなみにうちは普通に家賃を払っていますが、住居がセットでついてます。

島に越す前は家賃に9万払っていたので、セットでこの値段だと実質ただだと思って決めました。街中でやると、店舗の家賃にプラスして自分の住居の家賃もかかりますからね。これを2つ合わせて10万以下に落とし込むのは至難の業です。

 

超ミニマム経営のメリットとデメリット

メリット

お金がなくても泥沼の行動力と運と人々の親切により、開業することができること。不景気や流行の変化などの影響を受けにくいこと。細く長くやっていくことに向いています。

 

デメリット

融資をうけてレバレッジもかけず、人を動かすこともせずにやると得られる利益はとても低いです。楽して稼ぎたい、大金を稼ぎたい人には向いてない。

全て自分が動くこと前提なので、自分が倒れたらそこで終わり。リスクヘッジできていない。経営能力は上がらないw

 

さいごに

超ミニマム経営は何かを始めたい人に向いています。

が、上に書いた通り自分が倒れたら終わりなんてリスクもあります。なので今は、もう一個事業をやることにも興味があるし、自分たちだけで回るようにシステム化されたオペレーションだけど、あえて人を加えて育てることなんかも考えなきゃいけないのかなーと思ったり。

もちろん、死ぬまで現役で超ミニマム経営を続けた人もいますがやっぱり心配。昔の持ち家で自営業してた人たちってそういう人多いですよね。

ただ、新型コロナが街中の飲食店に与えた影響をみてると、ミニマムで助かったという気持ちです。固定費がすくないので売り上げが下がっても何とでもなるという気持ち。何はともあれ早く元の社会に戻ってほしいですね。

 

 

 

【閲覧注意】初めて鶏をしめた話と猪の丸焼き

 


志賀島でカレー屋をやっているダッチです。

 

今回は初体験が山盛りだったので久々に記事を書きました。

ニワトリをシメる話があります。

我々は生きる為に動物を殺めます。動物愛護への思いが強いあまり感情的になってしまう方はここで戻られてください。

 

はじめて鶏をしめた話

事の発端は島の友人、M氏が子猪を丸々一匹貰ったので丸焼きにしよう!っと誘ってくれたのがきっかけ。M氏は猟師ではないので猪の丸焼きをやったことはなく初体験だそうで、一緒にやることとなった。

 

そして、猪だけではということもあり、以前よりM氏が飼っていたニワトリも食べようという話になったのだ。M氏は食べる目的もふくめ飼っていたそうだが愛着もわき、なかなか食用に踏み切れず、気づいたら数が増えすぎていたのでこの機会にということだった。

 

自分の手で鳥をしめ、頂く。

 

料理をして生計を立てている自分としては一度経験しておきたかったことだ。

 

といっても、一筋縄にはいかなかった。

ニワトリ達も必死で、逃げ回る

 

なんとか捕まえて、木に吊るす。

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木に吊るすのは頭に血を上らせるため。血抜きのため、30分ほどこの状態にしておく。

 

この後首を落とす。血は思ったほどでないが、首は切った後も手の中でまだ動いているのがわかる。

 

その後50度ぐらいのお湯に漬け込み、毛をむしっていく。

これはベトナムに行った時などに朝からよくみる風景だ。

 

毛をむしった後は腹を開き、内臓をとり、首を落とす。

店で使う鶏肉はすでに内臓もとられ、首もない状態でくる。もちろん羽毛の1つものこってない。改めて自分の手でそこまでの過程を体験すると、価値観も多少変わってくる。散々いろんな人が言っているように命の大切さをなんてチープな感想を今更書き連ねるつもりはないが、とても貴重な経験ができたと思う。

 

猪の丸焼き

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今回のメインである猪。

どのように美味しく頂くか、それを計画し実行するのが今回私の最大の使命だといえます。

まず、マリネ用のペースとを作り、丸1日以上漬け込んだ。

ペーストはスパイス、ニンニク、生姜、オレンジなどでつくる。今回、タコスにして食べようと思っていたので、うっかりインド風にならないように気をつけました。

 

どのように火入れするかも課題。

古くから世界各地にある穴を掘って炉をつくり、その中に肉を投入し、穴の中の余熱でじっくり火を通すというのを個人的にはやってみたかったが、大量のレンガなどもいるようで今回は断念。炭火で丸焼きにすることにした。

 

丸焼きといっても吊るす方法などがあるが、火の入りやすさを考えて開くことに。

フィリピンなんかの豚の丸焼きもこうやってるよね。

 

火入れすること3時間ぐらい。

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こんがり焼けました。てか少し焼きすぎてしまった。

言い訳をさせてもらうと、私が人を迎えにいっている間にM氏が薪をくべまくっていたので火が強すぎました。もどってすぐに薪をどかし、時折火から猪を離し寝かせるなどしてしっとりと火入れ。表面の皮さえ除けばジューシーしっとりで最高のおいいさです。

 

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焼けた肉は食べやすいサイズにチョップして自家製サルサハバネロソースなんかといっしょにタコスにしました。

M氏は初メキシカンのようですが、うまいうまいと大喜びw

 

 

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しめた鳥もこんな感じにダッチオーブンでこんがり丸焼きに。

肉は少し硬いですが、しっとり焼けていてうまい。レバーやハツ、砂ずりなんかは網で焼きました。当たり前ですが1匹から少しずつしかとれない貴重な部位。それが、ひと串に何個も刺さってる焼き鳥って贅沢な食べ方だなあと思いました。

 

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今回の開催地。いい眺め。そんなこんなでご馳走様でした!

 

【祝】移住開業して3年経ちました!

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というわけで、タイトル通りなのですが、志賀島へ移住しカレー屋を開業してから3年周年を迎えました。

 

あっというまの3年でしたが、たいしたトラブルも苦難もなく3年経過しましたw

無事3周年を迎えれたのも、来てくださったお客さんや支えてくれた皆んなのおかげ!ありがとうございます!

 

最初は志賀島はやめとけーなんて言われましたが、移住も飲食開業もやってけるぞーっと1つのモデルケースになれたら幸いです。

といっても僕が移住してからも、で出来ては潰れていった店はいくつもあるので楽勝ではないと思います。

 

これからやっていきたいこと

こないだ、若手の会とかいうのに呼ばれて会議に参加してきました。

てっきり、会に入らないかという話かとビクビクして行きましたが(組織に所属するの苦手)真面目に志賀島の未来を考える会で、移住開業した立場での参加でした。

 

この機に、移住したい、移住開業したいという人はよく店にくるがその受け皿がない、物件がないということを話しました。そこで思ったのが不動産!

 

空き家を買い取り、リノベして、貸し出す。

 

もともと最近不動産に興味があったのもありますけど、せっかくなら誰かの為になることをしたい。だったら、志賀島の空き家問題に取り組むのは凄くアリだなーと。

 

色々な人の話を聞いてると、物件の購入は敷居が高く賃貸がいいという人の声を聞きます。また、リノベも敷居が高い。てかリノベ以前に残置物の片付けから入らないといけない場合がほとんどだと思います。なので最低限のリノベはしてすぐに住むことはできる程度にはして貸し出す。そうすると参入障壁が下がり、移住開業しやすくなるんじゃないんですかね。

まあ、前回の記事の内容も踏まえ(下記参照)

 

shimagura.hatenablog.com

 

 家賃は抑えめで出したいので100万以下の物件(諸々考えると30万)じゃないと厳しいかなーとは思いますけど。あるかなー

 

これが実現できれば、地域活性に貢献でき社会に、利回りの利益で私に、気軽に移住でき入居者にのwinwinwinな関係がなりたつわけです!!すばらしい!

 

てなわけで物件情報おまちしてまーす、じゃなくて4年目もカレー屋頑張ります!!

田舎活性化の第一フェーズは家賃を激安にすることだとおもう。

志賀島に移住し、カレー屋を営みながら生活してます。どうもダッチです。

 

過疎地域の対策としてありがちなのが、町おこしのマルシェやイベントをやったりってのが定番で、福岡ではとくにそれがよくある気がします。

それはそれで素敵な活動だし、否定をする気はないのですが、打ち上げ花火のようにその時はいいけど、打ち上げ終わったらなにものこらない。。みたいな。

 

問題の根本を解決しないと、いくらイベントを打ち出しても意味ないきがするんですよね。

解決策として、特産品をより広く宣伝して販売ルートの確保だとかまあ、色々あるのかもしれませんが、そのうちの方法の1つとして家賃を激安するべきだと思うんですよ。

 

実際、田舎の家賃は激安です。

 

この辺だと1万~2.5万ぐらいが相場。あくまでも個人間での貸し借りの話です。

不動産や空き家バンクを通すとこれが6万とか8万に変わってくる。

そうなるともう、福岡なら繁華街の外れとあんま変わんなくなっちゃうんですよね。

 

もちろん、広さとかは違いますけど、田舎じゃないと絶対にできないって内容じゃなければ、じゃあ街中でもいいかな、、となっちゃいますよね。

かかってくるコストが同じなら、人口の多い街中の方がいいと思います。

 

 

町おこしに成功しているエリアをみてみる

福岡の田舎で町おこしに成功しているエリアで糸島があります。

海岸沿いにアメリカ西海岸のようなオシャレなカフェなどが立ち並ぶ、人気の観光スポットです。そこも元々は、波を求めて移住したサーファー達が開いたお店や飲食店などが魅力的で、同じように好きを形にしようと集まった人たちが素敵な雰囲気を作り上げてきた、、というのが盛り上がりの一因にあるそうです。

他にも、糸島市自体が、クリエイターの移住を促進するキャンペーンを打ったり色々な要素が絡み合っての成功でしょうけど、家賃の安いエリアに利益重視ではなくやりたいことをやるためにできたお店が増えてくると、サブカルで面白いエリアになり人気が高まってくるという現象は他県でも見受けられるきがします。

 

そうなると、そういう雰囲気や、営みに憧れを持った人が集まってきてさらに活発化する。まあ、その先にあるのは大きな資本が入ってきて、地価があがり家賃もあがり、個人の面白い店が撤退し商業くさい店や施設ばかりが残りつまらなくなっていくというオチまででワンセットですが。。

 

その他にもシリコンバレーから色んなIT企業が育った一因としても家賃が安かったからというのがあります。

家賃が安いから、成功するかわからないプロダクトにグダグダと時間をかけることができたわけです。

 

人気のエリアになってくるまで家賃は格安であるべき

とりあえずです、以上のことから空き家問題が深刻なエリアは人気がでてくるまでは家賃を格安で斡旋できるようなシステムがいるようなきがします。

家賃が安いと変なのもはいりますから、その辺は面談などいると思いますけど。

今、僕がしってる環境では民間企業がそれらをやっていて、個人的にも応援しているのですが、やはり民間企業ですと利益をだしていかなくてはいかないので、結果的に家賃が高くなってしまいます。それで開業を諦めていった人も数知れず。

 

それではもったいない

 

まずは、金のことには疎いかもしれない、興味がないかもしれないけど、何かやっていこうって人ができる環境を提供してみては如何でしょうか。どうせ空き家を放置してもいいことないんですし。現状そのハードルがとても高い。その辺を意識して運営してくれるともっと賑わって面白くなると思うんですけどね〜

【食べ歩き】こんなご時世だけど韓国行ってきました【治安】

というわけで、8月後半かな?に韓国の釜山へ行ってきました。

反日ムードで盛り上がってる中で行くのは少々不安もありましたが、チケット取っちゃたしね〜

 

ていうことで、旅の目的は食べ歩きですが、今のリアルな韓国の状況も踏まえていきたいとおもいます。

 

まあ、結論からいうと全然平気でした!

NO JAPANのビラも見かけなかったし、何も実害はなく普通にみんな親切でしたね。

強いて言うなら、タクシーの運転手が安倍政権の批判をしてましたが、だけど日本人が嫌いなわけじゃない、みたいなことを言ってました。

食堂のテレビなんかでは日本との情勢問題についての番組とか流れてましたけど、逆にお店の人が僕らに気を使ってくれたり。

 

日本語をしゃべれる人も多いので、正直今まで行った国の中で一番初心者向けな気がしました。反日であることを差し引いても親日の台湾よりも日本語的な問題で初心者向きだと思います。

 

ただ韓国語が聞き取れる人は要注意かもしれません。

僕らは誰もわからないので実害はなかったのですが、笑顔で接客しながら解らないと思って韓国語でボロクソ言ってるパターンってのは実際にあるみたいですね。。そういうエピーソドは韓国語がわかる人からはよく聞くので、そういうのが気になる人はやめたほうがいいかも。

 

てことで、あとは食べ物写真と街並みです〜w

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日本では絶滅してしまった牛ユッケです!

韓国海苔にユッケと梨などを巻いて食べます。うまい。

鮮度は問題なく、お腹を壊すこともありませんでしたw

 

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1日目二件目の豚足屋です。

プレーンと野菜と和えて甘酸っぱい味付けがしてある二種類頼みました。

日本の豚足と随分違って面白いですね。こっちの方がさっぱり食えて好きかもw

エゴマの葉にニンニクやらキムチやら巻いて一緒にたべます。

 

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2日目朝はスンドゥブチゲのお店。

魚介だしの効いたスンドゥブチゲが美味しい。からさはそんなに辛くはありません。

味噌チゲというのもありましたがこれは。。。味噌汁!

ここも水キムチやらいろいろついてきます。

 

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昼や市場の中にあるお店で、チヂミとキンパなど

キンパはごま油を塗ってある巻き寿司みたいな感じなんですけどこれまたうまい。

チヂミは思ってたのと違ったw

 

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市場です。どの国に行っても市場見学が一番楽しい

 

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シンちゃんトースト、有名店みたいです。

チゲを食った後に彼女が食べてました。かなり行列。

 

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文化村です。町おこしのためにカラフルに塗ったそう。

自分は安易にカラフルに塗っときゃいいだろっていう町興しのためにつくれた風景はそんなに好きではないのですが、なんだかんだで楽しめましたw

 

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インスタ映え

 

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インスタ映え

 

韓国は意外とインスタ映えスイーツ最前線って感じでした。彼女と友達の娘(JK)はキャッキャしてました。日本に持ってきても流行りそうなアイディアがいっぱい転がってますw

 

2日目の夜はタコ鍋でしたが、写真がなぜかありません。。

美味しかったなータコ鍋。タコとホルモンが半々で入ってるやつを頼みました。最後はオジヤで〆。鍋をご飯で〆るってのも日本と通ずるものがある。

 

夜の2件目はマッコリが美味しいというお店へ

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ヤカンに入ってドンっとでてきます。

甘ったる過ぎず、シャインマスカットみたいなフルーティーさと超微炭酸みたいなキレの良さが美味しいマッコリでした。ヤカン全部は多すぎるだろと思ったけど飲み干してしまった。



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3日目、最終日の朝は韓定食?と呼ばれるやつ。

朝から次から次へとオカズが運ばれてきてもうお腹いっぱい。

でもこういうスタイル大好き。

 

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昼は西面のデジクッパ通りでデジクッパです。

最初は興味なかったけど、釜山といえば!みたいに言われるので一度はいっとこうかなと。

丁寧に仕込まれたであろう豚骨スープは臭みが全くなく美味しいです。

一緒に運ばれてくる色んな薬味で味付けしながら食べます。

 

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韓式おでんと天ぷらのお店〜

おでんは汁が甘辛い感じ。唐辛子が浮いていてピリッと美味しい。

おでんを頼むと汁が飲み放題みたいです。

 

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もはや昼ごはんか夜ご飯かわからない。冷麺。

焼肉も食べました

 

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この日の夜に船で帰るので、市場をぶらぶら。夜ご飯を探します。

飛行機と違って船だと色々と持ち込めるので、つまみを買って夜は晩酌するってわけです。

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こんな風にオカズが色々うってます。

しかもどれも安いっす!

 

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てなわけで、バイバイ釜山。お腹いっぱい。