島ぐらし、日々

福岡市志賀島へ移住し、カレー屋を開きました。

田舎活性化の第一フェーズは家賃を激安にすることだとおもう。

志賀島に移住し、カレー屋を営みながら生活してます。どうもダッチです。

 

過疎地域の対策としてありがちなのが、町おこしのマルシェやイベントをやったりってのが定番で、福岡ではとくにそれがよくある気がします。

それはそれで素敵な活動だし、否定をする気はないのですが、打ち上げ花火のようにその時はいいけど、打ち上げ終わったらなにものこらない。。みたいな。

 

問題の根本を解決しないと、いくらイベントを打ち出しても意味ないきがするんですよね。

解決策として、特産品をより広く宣伝して販売ルートの確保だとかまあ、色々あるのかもしれませんが、そのうちの方法の1つとして家賃を激安するべきだと思うんですよ。

 

実際、田舎の家賃は激安です。

 

この辺だと1万~2.5万ぐらいが相場。あくまでも個人間での貸し借りの話です。

不動産や空き家バンクを通すとこれが6万とか8万に変わってくる。

そうなるともう、福岡なら繁華街の外れとあんま変わんなくなっちゃうんですよね。

 

もちろん、広さとかは違いますけど、田舎じゃないと絶対にできないって内容じゃなければ、じゃあ街中でもいいかな、、となっちゃいますよね。

かかってくるコストが同じなら、人口の多い街中の方がいいと思います。

 

 

町おこしに成功しているエリアをみてみる

福岡の田舎で町おこしに成功しているエリアで糸島があります。

海岸沿いにアメリカ西海岸のようなオシャレなカフェなどが立ち並ぶ、人気の観光スポットです。そこも元々は、波を求めて移住したサーファー達が開いたお店や飲食店などが魅力的で、同じように好きを形にしようと集まった人たちが素敵な雰囲気を作り上げてきた、、というのが盛り上がりの一因にあるそうです。

他にも、糸島市自体が、クリエイターの移住を促進するキャンペーンを打ったり色々な要素が絡み合っての成功でしょうけど、家賃の安いエリアに利益重視ではなくやりたいことをやるためにできたお店が増えてくると、サブカルで面白いエリアになり人気が高まってくるという現象は他県でも見受けられるきがします。

 

そうなると、そういう雰囲気や、営みに憧れを持った人が集まってきてさらに活発化する。まあ、その先にあるのは大きな資本が入ってきて、地価があがり家賃もあがり、個人の面白い店が撤退し商業くさい店や施設ばかりが残りつまらなくなっていくというオチまででワンセットですが。。

 

その他にもシリコンバレーから色んなIT企業が育った一因としても家賃が安かったからというのがあります。

家賃が安いから、成功するかわからないプロダクトにグダグダと時間をかけることができたわけです。

 

人気のエリアになってくるまで家賃は格安であるべき

とりあえずです、以上のことから空き家問題が深刻なエリアは人気がでてくるまでは家賃を格安で斡旋できるようなシステムがいるようなきがします。

家賃が安いと変なのもはいりますから、その辺は面談などいると思いますけど。

今、僕がしってる環境では民間企業がそれらをやっていて、個人的にも応援しているのですが、やはり民間企業ですと利益をだしていかなくてはいかないので、結果的に家賃が高くなってしまいます。それで開業を諦めていった人も数知れず。

 

それではもったいない

 

まずは、金のことには疎いかもしれない、興味がないかもしれないけど、何かやっていこうって人ができる環境を提供してみては如何でしょうか。どうせ空き家を放置してもいいことないんですし。現状そのハードルがとても高い。その辺を意識して運営してくれるともっと賑わって面白くなると思うんですけどね〜