小屋暮らし(Bライフ)について考え、まとめてみる。
こんにちは、移住系カレーブロガーのダッチです。
突然ですが、「小屋暮らし」とか「Bライフ」って聞いてことありますか?
小屋暮らしとはそのままの意味で、安い土地を買って、小屋をセルフビルドで建設してそこに住むことです。
Bライフとは高村友也が提唱したライフスタイルで、彼の著書である
「Bライフ: 10万円で家を建てて生活する」にはBライフについてこのように説明されてます
Bライフとは「安い土地でも買って適当に小屋でも建てて住んじゃおうという、言ってしまえばそれだけのライフスタイルだ」。「複雑な法律や理不尽な常識が襲い掛かってきても、それらを闇雲に乗り越えるのではなく、右へ左へ受け流す」―。自分だけの安全地帯で好きなだけ寝ていられる。好きなだけ本を読んでいられる。
とのことです。
さらにBライフという言葉の意味はA級でもなくC級ほどでもないほどほどな生活ということで B級の生活という意味でのBライフであったり、ベーシックライフのBであったりいろいろな意味が含まれてるようです。
今の日本の賃貸は世界レベルで見れば高品質で高価なものばかりだが、そこまでのものは求めていない。質素な小屋でもあれば十分だ。家賃という固定費を抑え、自給できるものは自給し、必要以上に働いて消耗する生活を脱するんだ‥そういう人たちがこの生活スタイルを実施してるように感じられます。
小屋暮らしやBライフという世界に出会ったのはここ数年のことで、物質やお金にそれほど執着がなく自然の多いエリアで暮らしたいと願う僕がたどり着くのは必然でした。
当然ならがその世界に興味を抱き、ここ1年あまり、Bライファーと呼ばれるような人たちのブログをウォッチしていました。
その結果、小屋の生活はどうなのか、収入はどうしているのか、どのようにして小屋を建てるのか、法律の問題は大丈夫なのかなど色々と分かってきました。
そして、興味を抱いていた小屋暮らし(Bライフに)ついての自分なりの答えがまとまったので、ここに書いていきたいと思います。
僕がウォッチしている小屋ぐらしブログ
まずは僕が更新をウォッチしているブログ、つまり情報源を上げていきたいと思います。
寝太郎ブログ (書いてる人の愛称 寝太郎)
Bライフという言葉の生みの親であり、世にこの生き方を広めたひとでもあります。
東大で哲学を専攻していたというだけあり、その思考は奥深いものがあります。
今はあまり小屋には戻ってないような印象で、主な収入源は本の印税とブログの広告収入、家庭教師バイトのようです。
からあげ隊長の日記(書いている人の愛称 からあげ隊長)
この人のブログもBライフという言葉が浸透し出した初期から続いてるいわば大御所の1つ。
今は小屋周りの作業は一通り終わり、趣味の登山記事が多いが過去にさかのぼれば小屋ぐらしの参考になる記事は多いです。
最近は自らをプロブロガーと名乗っているので収入はブログ一本に絞ったのでしょうか?
地球生活 NEO(中の人 ほまれ)
この人は奥さんと小さな子供がいる中で小屋ぐらしをしているツワモノです。
と言うより、小屋を建てている途中のテント暮らしの時に出産したそうです。
小屋のクオリティも非常に高く、この人のブログを見ていると思わず自分も小屋ぐらしを始めたくなってしまいます。
山籠りクロスグレード(中の人 つむじ )
ど素人なのに木の伐採、製材加工から建築まで全部してしまうツワモノです。
それゆえ、制作スピードも遅くまだ小屋は完成していませんが、文才があるので読み物として普通に面白いです。残念ながら、2016年の5月から更新が止まってます。
更新が止まる前に、お金が尽きそうなので出稼ぎに行くかもしれないと言ってたので、そのうちフラッと再開されるかも。
田舎暮らしに憧れて(中の人 かつや)
この人も知名度高いですね。よくテレビにも出てますw
他の小屋ぐらし界隈や地域との交流も盛んでうまくやってるイメージです。
小屋のクオリティはそんなに高くないかな。
ちなみに、主な収入はブログの広告収入のようです。
小屋ぐらしブログをウォッチし続けて思う小屋ぐらしの実情
法律的な問題だとか、小屋の作り方なんかは上で紹介したブログを見ればなんとなくわかってもらえると思うので、今回は省略し実際のところ楽しく暮らしていけるのだろうか?という点にフォーカスを当てて僕なりの答えを書いていこうと思います。
まず、多くの人たちが小屋での暮らしに満足していると感じました。
正確には、都会で賃貸を借りて生きるために無駄に働くよりはよっぽどいいという感じでしょうか?
やっぱり、世捨て人のような印象は少なからずありますね。
そして実際のところ、ダニやノミなどの害虫被害はかなりあるようです。
そのため、かつや氏もこの時期は実家に帰るのが一番と言い切ってますw
あとは湿気やカビ問題も常に付きまとうトラブルのようです。
この辺は、小屋のクオリティや材料にどこまで金をかけれるかによって結果が変わってきそうですね。
地球生活NEOさん以外は小屋にとどまって暮らすというよりも、実家などの拠点の1つとして小屋があるという感じのようです。
収入面もだいたい似たりよったりな印象ですね。
ブログの広告収入か、短期出稼ぎバイトで生計を立ててる人がほとんどです。
ブログ収入がある人は、やはり初期からやってる人たちが多いですね。
まあ、短期のバイトだけで済むのは生活費の少ない小屋ぐらしならではなメリットなのかもしれません。
自分なりの答え
以上を踏まえ、ここ一年あまり見てきた小屋ぐらしを僕がやろうと思えたかと聞かれればそれは「NO」かなと思います。
確かに物や豪華な家が必要とは思わない点では一緒です。
しかし、小屋暮らし界隈にある世捨て人感はどうにも馴染めないかなと‥
自分は自分の能力を生かしてもっと社会と接点を持っていたいと思いました。
もちろん、小屋暮らしをしながらでも可能なんでしょうけど、いま浸透している「Bライフ」とか小屋ぐらしのブログから感じ取れる雰囲気は目指すところではないのかなという答えです。
あと、個人的に住むところはあともう少しだけクオリティあげたいというのが一番かなw