アジア最後の秘境、ミャンマーへ行ってきたよ
今年は10連休のGWは頑張って全部営業し、トータルで14連勤ぐらいしました。
腑抜けな自分としては人生での連勤最高記録となります。
それもこれも、ミャンマー行きの旅費を稼ぐため。
てなわけで、5月13日からミャンマーへ1週間ほど行ってきたのでそのまとめとなります。
なぜミャンマーなのか
何でミャンマー!?と良く聞かれましたが、何を隠そうミャンマーはカレー文化圏の国なのです。
しかも、調べてみると東南アジア的な米麺の料理なども豊富。ちょうどインドなどカレーが主な国とタイなどの東南アジアに挟まれてますからね。ここ、ミャンマーへ行けば、中央アジアと東南アジアの食文化のグラデーションを感じることができるのではと思い、好奇心がビンビンになってしまったからなのであります。
その前にベトナムにも寄ってみた
トランジットであえて乗り継ぎの時間の長いチケットを買って、ベトナムを半日楽しみました。飛行機の遅延などで予定よりも遅く到着してしまったので、夕飯タイムに食べたいだけ詰め込みます。
ローカルな食堂と路上の屋台でバインミーなどを食べ、観光客向けのレストランへ。
あまり観光客向けのお店ってそそられないんですが、栄えますねw
味も普通に美味しい、高いですけど。
しかも観光客が食べたいベトナム料理がほぼ全て揃ってますからありがたいですね。
福岡にも、もつ鍋に呼子のイカに明太子に何でもかんでもご当地名物詰め込んだような居酒屋が繁華街にあって、観光客が高い金払って中途半端なもん食うんやろうな〜とか思ってたこともありますが、今まさにベトナム、ホーチミンで私が同じ状況にあるわけです。でもこれって、時間のないけど一通り楽しみたい観光客にはいい店だなと思いました。
いざミャンマーへ
まずはヤンゴンへ滞在。気温は36度越えで湿度も高いのでかなりむさくるしいです。
街の中心にある寺院ことパコダ。金ピカで豪華絢爛ですね。
ミャンマー初の食事は念願のミャンマカレー
ポークとチキン、エビとマトンスープをいただきました。
味付けはかなり濃い!塩っ辛いです。暑くて汗をかきまくるからでしょうか?
でも美味しいですね〜。
エビカレー。トマトが効いてます。ちなみに、カレー的な食べ物をビルマ語でヒンと言うそうです。
街中には露店がたくさんあります。これぞアジアって感じ。
街は活気で満ち溢れてました。これからどんどん経済成長していくんだろうな。
ミャンマーの酒場にて
ミャンマーは生ビールが安い。しかも美味しい。
生ビールは酒場で飲むことができる、酒場の飯は中華ぽいのが多かったかな。
特に野菜炒めは完全に中華スタイルでした。魚の丸焼きはふっくら焼きあがってて、さらにニンニク、パクチー、青唐辛子などを刻んだペーストが腹に詰め込まれていれこれがばりうまい。
ビルマ料理たち
ミャンマーは多民族国家で、ビルマ人という民族がカレーのようなヒンという料理を食べる。基本的にオイリーでスパイスは少なめ、でも唐辛子の辛さはけっこうビシッときめてあったり。あと、総じて塩気は強い。ヒンを頼むとたいていスープが付いてくるのだがこれがまたうまい。店によってはカレー1つを頼むと机いっぱいの小鉢が運ばれてくるところもある。
今回の旅で一番、カレーについてくる小鉢が多かったお店。
しかもこれ、皿をあけるとまたお代わりが追加される。お米もまたしかり。
カレーはこのように油ひたひたです。インド料理を食べ慣れてる僕らには何の違和感も抵抗もないけれど、慣れてない人はこの油の量でやられてしまうとか。
ここは間違って乗ってしまったバスの終点にあった食堂。一番美味しかった。
ここはカレーを頼むと生野菜とスープがついてくる。その他のおかずは自分でオーダーするのだが、どれも味付けがちょうどよかった。
味の濃いカレー1皿にたっぷりのライムの酸味のあるナスと豆のスープ、そして青マンゴーのサラダやモヤシと豆腐の炒め物などをライスプレートの上で混ぜながら食べる。
カレーだけだと塩っ辛いけど、こうして食べるとちょうど良く調和されてとても美味しい。この時、ミャンマーカレーの楽しみ方が少しわかった気がしました。
ここもオカズいっぱい出てくる系食堂。このタイプの食堂は都市部では出会わず、内陸に行った時にしか出会えなかったので、ヤンゴンなど都市では少ないのかもしれません。
ちなみに、写真はイワシのカレー。とても美味しいですねこれ。
ミャンマーの朝ごはん
ミャンマーの宿はホスピタリティがありまくるのか、たとえ安宿でも朝食がでてきたので、現地の朝ごはんを食べれる機会がすくなかったのですが、そんな数少ない機会に食べた貴重な朝食たち。
上の写真は納豆チャーハンみたいなのに目玉焼きを乗せたやつ。
これを外の屋台でみんな食べてました。あとは麺類を食べてる人も多かったかな。
きしめんの油そばみたいな。ピーナッツパウダーがかかってて美味しい。
これはモヒンガーというミャンマーを代表する麺料理みたいです。
英語も伝わらない田舎の村でたまたま立ち寄った店で食べたやつで、これがオーソドックスなスタイルなのかはわかりませんが、ゆで卵の黄身が溶いてあり、とろみがあってグッドでした。
あとは遺跡や寺院など
あくまでもカレーの現地研修ですけど、一応遺跡や寺院なんかも楽しんできましたよっと。写真多めでつらつらと。
最後に
楽しかったなー、ミャンマー。また行きたい国が増えました。
今回の滞在で最高気温は45度近くありリアルに死にそうだったので、涼しい季節にいきたいですね。
また、中央アジアや東南アジア諸国の影響をうけたミャンマーのカレーもいい刺激になりました。うちは、インド要素をベースにつくってますけど、ミャンマーのカレーみたいに東南アジア的な要素を組み込んでいっても面白いなとおもったり。
やっぱり、未知の文化と触れれるのはいろんな気付きがあって楽しいですな!