カレーのこと。新しいチャレンジから思うこと。
去年の12月ごろかな、隣町にある仲のいいコーヒー屋さんとコラボ営業をさせてもらいました。
うちがカレーとデザートをつくり、コーヒー屋はそれに合うコーヒーを淹れてくれる。色々概要を割愛しましたが、そんなイベント。
完全予約制で1人前1800円とカレーにしてはいいお値段です。
そして辺境の地、志賀島の隣ですから、やはり不便な立地にある。
どうなるかと思いましたが、予約は無事すぐ埋まり、キャンセル待ちが出る状態になりました。
地道に積み上げていくことの大事さ
無事に予約が埋まってよかったのですが、これも2年間の営業を通して積み上げてきたものがあったからこそだなと、つくづく実感しました。
やはり、うちの常連さんや名前は知っていたけど行く機会がなかったので気になっていたという方が多かった。
おそらく、僕がまだ店をやっておらず、突然こんなイベントをしても席がうまることはなかったでしょうね。
信用の積み重ねとでもいうのでしょうか。
そういうものの大事さを実感した次第です。
ちなみに、こんなのを出してました。
いつもと違うことがやりたかったので、魚介+野菜縛りです。
時計回りに…
メインの魚や野菜は志賀島のものをつかってます。
通常営業はカレー1種+副菜4~5種のワンプレート形式ですが、こういう品数多くて少し手の込んだものを出したいという思いが前々からありました。
ただ、休日などは行列ができ既に捌き切れない状態になるため、提供に時間のかかるこのスタイルはなかなか実行できず…毎日忙しいなら、店を広くして、人員を増やして対処できるのですが、根本的には過疎地域で人がいないエリアなので季節や天気の影響が大きいので暇な時は超暇なのです。
天気の良い休日でもなぜか暇な時があります。もうよくわかりません。
そんなこんなでワンプレートスタイルに徹していたわけですが、今回はイベント営業で予約制というわけで、いつもできなかったスタイルを実験的にやらせて頂きました。
お客さんの反応も好感触で、ぼくの自尊心も満たされ、とても良いイベントでした。
めでたしめでたし!