新メニューの「魚カレー」について考える
どうもダッチです。
今日は新メニューについて考えてることをちらほら書こうと思います。
そしてその新メニューとはフィッシュカレーです
なんの魚を使うかは特に決めていませんが、旬の物、志賀島で獲れたものを使って臨機応変に作れればと考えてます。
フィッシュカレーを出したいと思った理由
これはやはり海に囲まれた立地にあるのでお客さんからの要望が多いことと、ここでしか食べれない特別感を出すためにも当店の大きな特色になってよいのではないかと考えたからです。
魚系のカレーを安定して提供してるお店はすくないですしね。
それだけで希少価値があります。
まあ、出してるお店が少ないのには訳がありますが。。
フィッシュカレーが難しい理由
出してるお店が少ない理由は、当店のように海産物目的でこられる方が多い立地では別ですが通常であればやはりチキンやマトンなどの肉系が人気傾向にあり、魚は不人気な気がします。
やっぱ肉でしょ!ってね
そして足が速いのも難点です。すぐに悪くなっちゃいますしね。
さらにいうと肉系はある程度煮込んでいたりと火を通して準備しておくことができますが、魚系は火を通しすぎるとただ固くなって美味しくなくなったり、臭みがでたりするものが多いので注文が入ってから生魚を調理します。
以上の不人気、すぐに悪くなる、調理に時間がかかるなどの理由で商業ベースでやるには色々と問題点が多いのです。
MEGANE CURRYでやる場合はどうなのか?
というわけで、あまりやる必要のなさそうな魚カレーですが、当店の立地はこれらの問題を解決してくれます。
魚カレーは不人気?
通常であればそうなのですが、先ほども書いた通り志賀島に食事に来られる方は海鮮物を目当てにしてきます。海に囲まれた島なので新鮮な地魚を求めてくるというのは当然といえば当然。この流れはカレー屋であるうちにも来ており、お客さんから多数の要望があるので志賀島ではどのジャンルの飲食にしろある程度「海鮮」需要があるんじゃないんでしょうか。
鮮度の問題は?
これも地の利があります。
うちは漁港から徒歩3分圏内なのでその辺で仕入先を確保できれば鮮度は抜群文句なしですよきっと。まあ、その日のうちに売り切れるように数量限定にはなるかなと思いますけど。
調理時間の問題
うちの場合はほとんどのメニューが一杯ずつオーダー後に作ってるので同じかな〜w
魚の方が火の通り速いですし。
てことで「鯛カレー 試作一号機GP001」を作ってみた
じゃん!
今までのワンプレート形式とは少し変えました。ライスと副菜をプレートにまとめカレーは別の深皿へ。
というのも、カレーがかなりサラサラ系なのでプレートの平皿だと盛り付けられないんですよね〜
洗い物の手間は増えるけど、見栄えもイイしね!
サラサラ〜とお茶漬け感覚で食べられるし、酒の〆にも合いますw
鯛の旨味を感じられるよう工夫しました。
味の方向性
まずフィッシュカレーと呼ばれるものを食べたことがある人ってかなり少ないんじゃないかと思います。
普通のカレー屋さんだと「シーフードカレー」とよばれるイカやエビなどがはいった欧風カレーが海鮮系にカテゴライズされますが、それとは全く違います。
そもそも魚が入ってることはないですしね。
よくあるインド系カレー屋は北インドのカレーをベースにしてあるので肉系がメインで魚カレーが置いてあることはほぼないでしょう。
じゃあ、どこで食えるのかと言うと一部の創作系のカレー屋か南インドのカレーを出しているところです。
南インドにはベジタリアンが多いので野菜や魚を使ったレシピが豊富にあります。
んで、この南インドのカレーなのかと言うと、それも違います!
南インドのカレーに近い感じですが、もっとこう出汁感をだしていきたいなと。
(というよりラッサムに近い)
その魚の持つ旨味である出汁をしっかり味に反映させてあげることにより、なぜその素材を使うのかという説得力が加わります。それに僕ら日本人は大好きですしね出汁。
そのため、タマネギやニンニクなどの強い味のものは極力減らしました。
魚の旨味が優しく感じられ、なおかつスパイシーなそんなカレーを「魚カレー」では目指していきたいですね。
まとめ
てことで、いつになるかわからないけど、魚カレーの研究開発をぼちぼち進めています。
1番の問題は、私が夜型なので朝一などに行きそびれてしまい、なかなか仕入れルートの開拓ができていないところですかね。。。朝につよくなりてえ
ではまた!