【空家リノベーション開業日誌】燃えるゴミの処理終了!【vol.4】
自分らでやれば1ヶ月かかかるし、業者に依頼すると25万はかかると言われた空家の掃除作業ですが、地元の人の協力もあり約3日間で燃えるゴミはほぼ片付きました!
意外と広い二階!
片付けてみると、二階の広さにびっくり。
しかし、家全体が少し傾いてます‥
二階からの眺め
左の建物がシカシマサイクルですね。
前のヤマサキショップは今年中に閉店して、シカシマサイクルが引き継ぐそうです。
一階はそのまま小売スペースとして、2階がゲストハウスになるとか
使えそうな素敵な家具たち
レトロなミシン台。
これは使えそうなのでとっておくことに。置いとくだけでもインテリアとしていいですよね。
手作りのタンスです、丸模様が可愛くて味があるのでこれも再利用することにしました。
少し手を加えるだけでいいインテリアに化けそうです。
ちなみに、屋根は雨漏りが‥
これは治すの大変そうだなー
今頃明かされる移住後の壁
仲介役をしているシカシマサイクルさんから今頃になって、「癖の強い人が多いので、いろいろ大変だと思いますが」と不穏なことを言われるw
まあ、癖が強いというのは志賀島周辺に昔から住んでいる知り合い等に言われていたので覚悟してはいましたが今更それいうかよ!っていうw
どこの田舎もそうかもしれませんが、移住者なんていらない、観光客も来なくていい、静かな生活を維持できればいいという保守派の反対があるそうです。
いつまでたってもよそ者扱いで何かあれば「よそ者の癖に!」と言われるそうです。
幸いなのか、今のところは島の未来に危機感を持って移住者大歓迎な革命派の人たちとしか対面してませんが、これから先、保守派の方々とどう向き合っていくかが肝となりそうです。
保守派は間違っていると断言する
確かに尊重される生活、文化はありますが、人口が減るとフェリーやバスなども維持できなくなります。
現状、山や畑も荒れ放題、イノシシが自由奔放に駆け巡ってます。
人手が減ればますますそれはひどくなり、農業の維持もきつくなるかもしれません。
現状を見る限り、人を外から呼び込まない限り保守派が求める今までの生活を維持することができなくなるんです。
現状維持は相対的な衰退である
よく、今のままでいいと現状維持をしようとする人がいます。
でも考えてみてください。
自分は変わらなくても、世界や社会は常に変化していきます。
そんな状況の中で自分だげ変わらぬ現状維持というのは相対的に見れば衰退していることと同義なのです。
これは個人においても言えることだし、地域についても言えることだと思います。
時代の流れにうまく乗っていかないと、その先にあるのは破滅だけです。
人材の流動性
経営マネジメントの話なんかで出てくる人材の流動性
田舎移住に関してはよく定着することが求められますが、流動性については地域活動においても必要なことなんじゃないかなと最近思うんですよね。
やっぱり、常に同じ人ばかりだと新しいものが生まれにくいです。
変な派閥や価値観が生まれ、どんどん適応力をなくしていきます。
みんな知ってる人ばかりなのは安心できることでもありますが、その生活を守ろうとするばっかりに保守的になってしまい、結果として時代に取り残され破滅をたどってしまうのです。
最後に
リノベーションの話からかなり脱線しましたが、思うところを書いてみました。
まあ、これらは志賀島だけではなく、過疎化が進んでいる田舎全てに言えることだと思いますよ。
というか、会社とかの組織運営においても同じことが言えると思います。
ちなみに、僕は田舎の過疎化問題をどうにかしたいという高い志はありません。
自分のやりたいことができそうだから移住するんです。
その結果、田舎で好きなことやってる姿を見て、地方に興味を抱いてくれる人が増えれば素敵だと思いますけどね。
まあ、僕がやるべきことは、地域活性化の活動でも小難しい話をすることでもなく、田舎移住を楽しみ、発信することだ思ってます。
では、また!