人口の少ない田舎で飲食店をやれると思った2つの理由
こんばんは〜
移住系カレーブロガーのダッチです。
前回の記事で、なぜリスクの高い飲食店を開業しようと決意するに至ったのかを書きました。
詳しいことは上の記事を読んでいただければわかりますが、要約すると田舎でテナント料をほぼかけずに、固定費を最大限まで落として営業できる環境を見つけることができたからです。
そう、田舎です
人口の少ない田舎です。
店を構えて商売をするには圧倒的に不利な田舎です。
いくら安いからって‥と思われるかもしれませんが、考え方次第でなんとかなると思っています。まあ、こればかりはまだ実施していないので、あくまでも空論ですが‥
では初めていきましょう!
商圏という考え方
みんな田舎ではなく、高い賃料を払ってまで都会に出すのはこの商圏という考え方に基づいているからなんです。
商圏とはざっくり言うと、その店舗に集客できる範囲を意味しています。
お店の業態なんかによって細かいところは変わってきますが、まあ、この商圏内の人口密度が高いほど、潜在的なお客さんの量も多いという考えかたです。
さらにその中から消費者特性やら競合状況など色々な要素を考えるわけですがその辺は今回は割愛!
なので、商圏という考え方を軸にプランを立てるなら、人口密度の少ない田舎で開業しても売り上げが見込めないという結論に立ったしてしまうのです。
従来の商圏という考え方を捨てる。
でもやっぱり、どうしても田舎でやりたい場合はどうするべきか?
それはもう、この商圏という考えを超越する必要があります。
つまりは、遠くからわざわざ来てくれる店づくりが鍵になってきます。
自分の店を目的の1つとして捉え、来てくれるようなお店。
実際にそんな魅力的なお店が作れるかってのは別として、考えの段階でここが抜け落ちてたらもう絶対に田舎での開業はうまくいかないんじゃないかと思いますね。
だって、周りに人がいないんだもの。
常連さんができたって、そもそもの分母が少なかったらたかがしれてますし‥
田舎の強みを活かす
じゃあ、どういう店なら外から (都会)から人が来てくれるのか?を考える必要があります。
そのためにはやはり、田舎だからこその強みを活かす必要があります。
さてそれは何か。
高クオリティな料理‥?
それなら都会の方が充実してます。
気の利いたサービス?そういうのはどこでも当たり前ですよね。
田舎だからこその強み、それはズバリ「雰囲気」です
特に大自然を活かした雰囲気が作れれば強いはずです。
雄大な自然は都会に住んでいる人にとっては、それだけでも大きな付加価値になるのです。
その実例
てことで、一旦ここで具体的に僕が思う「遠くからわざわざ足を運びたくなるようなお店」を幾つかご紹介
SKY44
糸島二丈にあるガソリンスタンド跡地を改造したレゲエの似合うジャマイカ風のお店!
ドラム缶で焼いてくれるジャークチキンや石釜ピザ、カクテルなんかを楽しめます。
そして、目の前は糸島の綺麗な海とビーチ!泳ぐこともできるし、海水浴スポットから少し離れてるのでのんびりできるしオススメですよ。
熊本のとある森の中にあるカフェ
ネット上への情報公開が NGなお店なので名前は伏せときますが、それでも1時間待ちなほど大人気。
静かでゆったりとした時間の流れる空間で、蒔きから火をお越して作る絶品ピザが食べられます。
こちらも糸島の海の目の前!ナッティドレッドというお店。
SKY44と同じくレゲエが大音量でかかっています。
流木と石で作られた小屋のようなお店が雰囲気最高なんです。ちなみに、ハンバーガー屋さんで、あったかい季節しかやってませんが大人気なお店です。
どうでしょ?自然ありきなので、都会では再現できない魅力がありませんか?
ちなみに、僕はネットなんかで雰囲気重視でお店を探して、休日にこういったお店を開拓するのが好きなんです。
SNSの普及による商圏の拡大
だいぶん脱線してしまったので、話を戻しましょう。
先ほど、田舎の特徴を活かした店づくりをするべきだと書きました。
例としては自然を活かした作りのお店を紹介していますが、古民家であったり、昔懐かしい商店街だったり、そこにしかない空気とうまくマッチさせるのって重要だと思います。
そして、最近ではこれらの田舎のお店が以前よりも成立しやすい環境になっていると言われています。
その理由は、SNSの普及です。
Twitter、Facebook、Instagramなどを筆頭とするソーシャルサービスの普及によって、かつてでは考えられないほどのスピードで情報が拡散されるようになりました。
魅力的な内装、インパクトのある料理などの写真などが投稿されれば、それを見た他のユーザーが興味を持ってくれる‥そういう環境が出来上がっています。
これにより、そのお店そのものを目的として、はるばるやって来てくれる人の割合は傾向として確実に増えているそうです。
つまり、思わずシェアしたくなる店づくり、メニュー作りをしていくと良いのです。
まとめ
色々と断言して書いてますけど、実際にオープンしてやってるわけではないので、現状では空論でしかありません。
ただ、僕はこれらを意識してやっていきます。
そして、うまくいけば改めてこの記事の内容を断言させていただきます。
ではまた!